学生からの声STUDENT VOICES
学生紹介インタビュー
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VOICE01グエン・ハイ・ドゥオン (知能工学科2年)

広島で実践的なAI技術を学ぶ
ベトナムから留学 学んだ知識を持ち帰り産業の発展に貢献したい・スマート農業と文化に惹かれて
ベトナムのハノイ工科大学で電子通信工学を専攻し、通信ネットワークや電子機器に関する幅広い知識を学びました。卒業後、ベトナムで農業関連企業に就職し、 3 年間ICTの仕事に携わりましたが、そこで目の当たりにしたのは、農業現場におけるさまざまな課題でした。ベトナムにおいて農業の技術革新は必要不可欠と痛感した私は、農業の発展に貢献するために、日本で学ぶことを決めました。
留学先に日本を選んだ理由は、日本がスマート農業の先進国の一つであることと、子どもの頃からベトナムで開催される日本文化交流祭に何度も参加していたため、日本の文化にも興味があったからです。広島市立大学に決めたのは、知能工学が学べるだけでなく、広島県がスマート農業に積極的だと知っていたから。しかも、ベトナムと広島とは非常に環境が似ているため、学んだことが比較的取り入れやすいだろうと考えた結果です。
・学びの中で夢が大きく発展
広島市立大学では情報科学部の知能工学科に在籍し、主にディープラーニングや機械学習などAI技術について講義、演習や実験を通じて学んでいます。中でも近年注目されている大規模言語モデル(LLM)を活用したAIはとても興味深く、私の学びに対する意欲はどんどん高まっています。今はChatGPTやGeminiなどの仕組みに関してまだ理解を深めている段階ですが、今後はこれらのモデルの可能性を研究していきたいと思っています。
こうして広島市立大学でAIやデータマイニングを学ぶうち、私の将来の夢も徐 々 に変わっていきました。今は培った知識を生かし、農業だけでなく、ベトナムのさまざまな産業の発展に貢献したいと考えています
・留学生にやさしい学びの環境
集中して勉強ができる自習室や数々の参考書や専門書がそろう附属図書館、1年間に400枚無料で印刷できるプリンターなど、本学はとにかく学びの環境が整っています。また、教員とも学生とも距離が近く、レポート作成時には日本語の教員に相談ができますし、簡単な文章を作成するときは、同じ知能工学科に所属する日本人学生が助けてくれます。さらに、独自のポータルサイト「いちばる」を活用すれば、メールで講演や研修、イベントなどの情報も送られてきます。広島県はスマート農業の実証事業「ひろしまseedbox」に取り組んでいるのですが、私はその情報を「いちぼる」で得ることができました。
留学生に対する奨学金制度も充実しており、国際交流推進センターでは手続きに関する相談が気軽にでき、アドバイスもしてもらえます。常に相談できる場所があることは、留学生にとって、とても心強いです。
・ベトナムの発展に尽くしたい
現在、ITエンジニアの登竜門と言われる、日本の基本情報技術者試験(FE)に向けて勉強に励んでいます。これは私の将来の進路において重要な一歩で、日本の技術に精通し、人工知能の分野で活躍するための基盤を築くことに値します。
卒業後は、大学院に進み、さらなる知識を得る予定です。その後は日本の企業で経験を積み、十分に能力を備えた上でベトナムに帰りたいと考えています。
今は勉強とアルバイトの両立でなかなか時問が取れませんが、在学中に日本のいろんな場所を訪れ、いろんな人と出会い、日本の文化にも触れたいと思っています。そして、学んだことだけでなく、日本の素晴らしさ、日本の人の温かさをベトナムに伝え、2つの国をより強く結ぶ架け橋のような存在になれたらうれしいです。
(広島市立大学 CAMPUS GUIDE BOOK 2025より)
