学科概要
理念・目的
知能工学科は人間性豊かな知識基盤社会の各領域において、人間の知的なコミュニケーション及び情報行動を支援するために要請される、多様かつ高度な 知的情報システムを総合的に計画・設計し、具体的な学理や技術上の課題を設定してその解決を与え、独創的かつ先駆的な主張を行う。
人材育成等の目的
知能工学科は、情報科学に関する知識をもち、知識基盤社会の各領域において人間の知的コミュニケーション及び情報行動を支援する知的情報システムを開発・研究でき る技術者及び研究者を育成する。 人材養成の目的を達成するため、知能工学科では、データ科学講座、人間情報学講座および知能情報学講座の3講座を設置して、数理科学、コンピュータサイエンス、情報処理技術 プログラミングを基礎とし、知識基盤社会に対応する知的情報システムの開発及び研究のための知能ソフトウェアや知能メディアの技術を教育する。
人間の知的なコミュニケーション&情報行動を支援するシステムの構築
知能工学科では、知識基盤社会における人間の知的なコミュニケーション行動や情報行動を支援する高度な知能情報システムの技術者および研究者を育成するために、 データ科学講座、人間情報学講座および知能情報学講座の3講座を設置しています。また、全ての講座に共通な教育として、コンピュータグラフィックス、データベース、 ディジタル信号処理、感性情報処理、最適化理論、情報理論、数理論理学、グラフ理論概論、確率統計等が開設されています。
講座概要
データ科学講座
データ科学講座では、社会にあふれる膨大なデータから価値を引き出す研究を軸として、データの分析や、データからの知識の抽出、必要となる数理に関する分野などへ展開します。
人間情報学講座
人間情報学講座では、人間の情報処理の仕組みを利用して高度な応用システムを開発する研究を軸として、感性や、社会情報、マルチエージェントに関する分野などへ展開します。
知能情報学講座
知能情報学講座では、人間の知的な処理の仕組みを解明して高度な情報処理システムを作る研究を軸として、言語や視覚などのマルチモーダル処理や、情報の推論に関する分野などへ展開します。