知能工学科についてABOUT THE DEPARTMENT

MESSAGE TO STUDENTS人間のような
しなやかな情報処理を
目指して

知能工学は、人間のように知的で柔軟性のある情報の処理について学び、その技術を発展させたり活用したシステムの構築することを目指す分野です。

近年の目覚ましい生成AIの研究の進展により、知能工学分野は大きな転換点にあるように思われます。知能工学科では、その背後にある数理基盤から知見の社会還元まで、知能工学について幅広く学修することができます。ぜひ、私たちと一緒に知能について学び、研究し、活用していきましょう。

2023年度 学科長 三村 和史

理念・目的

知能工学科は人間性豊かな知識基盤社会の各領域において、人間の知的なコミュニケーション及び情報行動を支援するために要請される、多様かつ高度な知的情報システムを総合的に計画・設計し、具体的な学理や技術上の課題を設定してその解決を与え、独創的かつ先駆的な主張を行うことを目的としています。

また、人材育成においては、情報科学に関する知識をもち、本学科の目的である人間の知的コミュニケーション及び情報行動を支援する高度な知的情報システムを開発・研究できる技術者及び研究者の育成を目指します。

APPROACH

技術者及び研究者の育成のための3つの講座

人間の知的なコミュニケーション&情報行動を支援するシステムを
開発・研究できる人材の育成を目指して

この人材養成の目的を達成するため、データ科学講座、人間情報学講座および知能情報学講座の3講座を設置して、全ての講座に共通な教育として、コンピュータグラフィックス、データベース、ディジタル信号処理、感性情報処理、情報理論、数理論理学、グラフ理論、機械学習、人工知能等を開設しています。

数理科学、コンピュータサイエンス、情報処理技術プログラミングを基礎とし、知識基盤社会に対応する知的情報システムの開発及び研究のための知能ソフトウェアや知能メディアの技術を備えた人材を育成していきます。

  • データ科学講座

    社会にあふれる膨大なデータから価値を引き出す研究を軸として、データの分析や、データからの知識の抽出、必要となる数理に関する分野などへ展開します。

    詳細を見る
  • 人間情報学講座

    人間の情報処理の仕組みを利用して高度な応用システムを開発する研究を軸として、感性や、社会情報、マルチエージェントに関する分野などへ展開します。

    詳細を見る
  • 知能情報学講座

    人間の知的な処理の仕組みを解明して高度な情報処理システムを作る研究を軸として、言語や視覚などのマルチモーダル処理や、情報の推論に関する分野などへ展開します。

    詳細を見る