講座・教員 佐藤倫治 講師 Sato Tomoharu

研究テーマ

多変量統計解析手法を主とした数理統計学

線形回帰モデルとその拡張

回帰モデルは単純ではなく, 学部2年生の確率統計で学ぶ「単回帰モデル」から始まり, 実データに適用するための拡張が行われた多くのモデルがあります.
説明変数の個数が1つだったものが複数に変わったときに同じ推定法で本当に良いのか, 誤差が独立とみなせない場合はどんな問題が起こるのか, 直線的な関係ではなく曲線的な関係を見る場合にはどうしたらよいのか, などベースとなるモデルから拡張しようとした際に新たに発生する疑問を数学的に解決していきます.